Credits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
kitunebi
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
kitunebi
Texte
DJ6月
Komponist:in
Songteksten
[Verse 1]
どこから来てどこへ向かったり人もまばらな朝6時前
満員電車避け出社する少数派冷たいつり革を温めた頃に
池袋越し車窓から朝日見え隠れ
3月の節目に大学生が不安と期待を
マドラーで混ぜたら悪酔いしました
みたいな顔で友達の肩を借り乗車して来た
朝日は彼らの影ごと新宿側を照らしてくれた
一番最初に改札を抜ければ福男にでもなれるのかの様に
駆け足でホームの階段をのぼっていくサラリーマン
そのスピードを維持出来れば東京マラソンで優勝も出来るかも
[Verse 2]
歩きスマホに肩が当たったり すれ違う他人を睨みつけたり
改札に舌打ちが溢れたり 肩に乗せた荷ほどいたり
または駅のロータリー向かいの喫茶店でまったり
誰かが何かを自分のためにしてくれるのをひたすら待ったり
[Verse 3]
JR新宿駅の東口を出たらそこは
あの日ヘッドフォンから聞いた歌詞の先
甘く懐かしい売れ残ったチェルシー
同じくらい毎日も名残惜しければ
いつかの自分にもばったり会ったり
またあの新宿に出会ったり
後味だけ残したチェルシー
[Verse 4]
昨日から今日へ向かったり 夜から朝へ向かったり
飲まないと誓った酒 浸かったり
ついでに思い出 浸ったり
居酒屋のカウンター席で耳澄ましたり
聞こえてくる卒業間近の大学生の会話に思わず心躍ったり
そういや大学の卒業式翌日が入社式だったから
最後にみんなと乾杯出来なかった事を後悔したり
あの乾杯だけはもう二度と出来ない事だと思ったり
初めて東京に来て食べたものは新宿の松屋のビビン丼だったり
なぜかあの味をたまに思い出したり
もし予告無しでチェルシーが販売終了してたら
きっと誰も気付かずに毎日は過ぎていく様な
それくらいせわしない朝の新宿駅は白く濁ったため息で満たされ
視界は良好とは言えないけれど節目なんていつもこんなもんでしょ
[Verse 5]
確かめたかったのはあの頃のヘッドフォンから聴こえた向こう側
[Chorus]
JR新宿駅の東口を出たらそこは
あの日ヘッドフォンから聞いた歌詞の先
甘く懐かしい売れ残ったチェルシー
同じくらい毎日も名残惜しければ
いつかの自分にもばったり会ったり
またあの新宿に出会ったり
後味だけ残したチェルシー
Written by: DJ6月, kitunebi