Utaikaze

ふさいだまま繋いだ手は

煌めく街の中でほどけた

心開いて向き合っていたら

飽きるくらい近くに居られたのに

出会いたての深い海に

一人溺れ 酷いバカです、澄まし顔で

重い身体 満たす術もない

ヒートアップする妄想

会いたくて 会いたくて堪らない

強烈な想いの分だけ握りしめた

伝えたくて 伝えたいから二度と離さないよ

いつも感じているよ 幾つもの意識を君だけに

奏でる愛の唄

晴れた空「いい天気だね」

いつからか言い合えるように戻ってた

離れてから時が経つけど

すんなり忘れられるような柔軟(ゆる)さもない

あの日見せたあの涙が

もどかしくて ほろ苦くて

壊れそうです

不安の海 もう溺れたくもない

ステップアウト！ 僕らのため

いつまでも変わらない存在(もの)は無いって

よく言うけれど 確信できる証拠(モノ)もない

たとえ茨の道でもかまわない

君を笑わせたい 風が煽るがままに

爆発しそうな胸抑えて

紡いでいく二人の歌

もしも世界がスっと消えたら

風が上手く繋いでくれ

この唄になれ そう、声に乗って吹いていけ

君のもとへ

会いたくて 会いたくて堪らない

強烈な想いの分だけ握りしめた

伝えたくて 伝えたいから二度と離さないよ

君も？ 感じているの

何度でも立ち止まって転んでしまう

不器用な僕だけど 君を好きでもいいかな

君が喜ぶなら何も省みない 向い風も

君、もう感じてるよね？

傷つく事ももう恐れない

未熟な心、危うくなっても

夢見た景色を目の前に

奏でる愛の歌