Paroles
無意味だと言いたげに、何を見ている?
見えるものが全てなら、ずいぶんつまらない世界だ。
一番愚かなのは、自分を価値がないと諦めること。
ただの怠惰な呪縛。
未来は予定調和じゃない。
思い通りにならないからこそ、輝いて美しいだろ?
静寂に耳を澄ませば、何が聞こえるのだろうか?
転ぶことに意味がないなら、悲痛な痛みにも意味はないと
決めつけたのだろうか?
あなた、過ごした日々は、何よりも信じていい。
戸惑いを誇れる、その日まで。
言葉、削ぎ落とす。
本音を誤魔化して足元に転がす、幾つもの未来の欠片。
迷いながらでも拾い上げるか、あなた自身で決めるんだ。
恐ろしいか?それでも希望なんだ!
暗闇に瞳を凝らせば、何が見えるのだろうか?
踏み出すことに意味がないなら、進むことにも意味はないと
決めつけたのだろうか?
あなた、描いた夢は誰よりも信じていい。
戸惑いが導く、その日まで。
自らを恐れないで。
あなたが歩く道の不確かさこそ唯一の確かなもの。
自分という物語を信じて。
未来はまだ白紙のまま、未完成のストーリー。
だからこそ美しい。
新しい風が吹く、さぁ次のページへ。
Written by: 小松ゆう