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街の上
光る木々
溢れ返る浮かれたふたり
冬だからってね
秋がまだ
香るのに
クリスマスに合わせて生きる
寂しい都会ね
でもあの人に誘われた
並木道のイルミネーション
他人事だった世界に
飛び込んでみたら
ふたり同じものを見ている
たったそれだけの特別
こごえる真冬の道に光がある意味
ふたり包むイルミネーション
光の粒が息を吹く
あなた私を連れてきて
嬉しい顔をしたでしょ
人波に流されて
ゆっくりと漕いでゆくのよ
光の海を
最初から最後まで
景色は変わらないけれど
それでもいいの
だって変わり続けているから
あなたとの距離感
少しずつ近づいて
もうはぐれない
肩がちょうど触れるくらい
お互いに離れないように
たまに手が触れたりするけど
言葉にはしない
はしゃぐ子どもがいたから
大人らしく歩いたふたり
綺麗だねって澄ましていうけど
心臓は飛び跳ねる
ふたり包むイルミネーション
光の粒が息を吹く
あなた私を連れてきた
この奇跡の世界に
Written by: 石田想太朗