Songteksten

溢れる言葉のつなぎ目
静かなよる
ふたりの肌弾く電気で
ごまかしたよる
心ここにない
自分じゃないみたいな
三人称の視界
ロマンチックな会話じゃないけど
素敵なタイミングはきっといま
君のシルク冬を吸ってまた柔らかくなる
息を止めて赤くなった頬を隠す白のひらひら
身体に溜まる熱を吐き出した君の瞼に積もる
牡丹雪の花びら
途切れた言葉の心地よさも覚えてゆく
ひとりよりもふたりがいいと思います
住宅街のオレンジ色のあかり画質がよくて
雪の白さが引き立てているこの世界の色の愛しさ
君のシルク風に乗ってゆらり消えてしまいそう
暗い冬の車道をふたり手を繋いで歩いた
大きな夜の空に吸い込まれないようにくっつく君
ふわり冬の匂いがする
Written by: 石田想太朗
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