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三十二日の蝉時雨 / 初音ミク
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Presentada en

Créditos

AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
蟲の知らせ
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
蟲の知らせ
Arrangeur:in

Letras

目が覚めて 気づけば夏の向こう側
蝉の音が聴こえた
窓辺に揺れている カーテンの外に流れる綿雲
「さようなら、八月」と呟いたのにそこにいた
夏風過ぎる歩道橋で ただ空を眺めていた
「みんな消えてしまえ」 そう願っていたら
世界は僕のものだ
色彩のない 空蝉のパレードを辿って
この心が見せる夢が覚めないように
僕はただ一人で歌うよ 観客のいないステージで
太陽で溶けていく オレンジ色に染まる街並み
陽炎がそこにいて 背後霊のように僕を見る
幸せそうなその顔が 何よりも憎らしかった
この心を知ったような顔をして
その眼に僕の何がわかるのか
歓声のない 脚光すら当たらない景色を
暗闇と見紛えてしまうよ
孤独の歌も 一人きりのステージじゃ歌えずに
幕引きをただ待ちわびた
「君は独りなんかじゃない」とか
そんな言葉はもう聞き飽きたよ
さよならも何もいらないから
知らないことは知らないって言ってよ
目が覚めて 未だに夏の向こう側
蝉の音は途絶えた
今は色彩のない 空蝉のパレードは聴こえない
誰一人いない街には 風は吹かない
冷たさもわからない まるで天国みたいな風景だ
きっと遠い場所で ずっと待ち続けてる
Written by: 蟲の知らせ
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