Créditos
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
荒木多賀司
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
荒木多賀司
Komponist:in
Letras
駅までの道 思い出すたび
手を繋いだぬくもり よみがえる
些細なことで笑い合ってた
あの頃の君が愛しくて
置き去りにした「またね」の声
あれが最後になるなんて
想像もできなかった
不器用すぎた私たち
どれだけ時間が経っても
胸に咲いたままの笑顔
目を閉じれば すぐそこに
君の声が響いてくる
忘れたくて進んだのに
忘れられないまま
今も心の奥で
君がそっと 微笑んでいる
通い慣れたあのカフェの前
ふと立ち止まる癖が抜けない
変わってゆく街の景色に
想い出だけがずっと変わらない
隣に誰かいる未来も
ちゃんと想像してたのに
まだあの頃の夢から
抜け出せないみたい
どれだけ愛していても
届かない想いがある
強がることに慣れすぎて
本当の自分を隠してた
「幸せになってほしい」って
嘘じゃないけど 本音じゃない
まだ少しでいいから
君に触れていたかった
夜風が髪を揺らして
君の名前を呼ぶたび
涙より先に溢れたのは
優しかった記憶だった
どれだけ時間が経っても
胸に咲いたままの笑顔
忘れることなんてきっと
もうできないって気づいたよ
君を愛せた日々こそが
私を照らす光
たとえ別々の空でも
ありがとうって言えるように
今はまだ 少し痛むけど
あの笑顔だけは 消せないまま
Written by: 荒木多賀司