Lyrics

見上げる上空 通信鉄塔を飛び立つカラスの群れたち
相変わらず僕たちは灰色でも空を見ている
ぎこちなく歩く僕たちを見ていて欲しい
少しずつ声は遠く 夜明けの淵に光が灯る
頼りなくてもその胸の火の在処を示している
今も生きている
明滅する常夜灯の不確かさに羽虫が集まる
習性によるものなのか はたまた信じていたりするのか
岐路に立つ君は行きたいように道を選べばいい
行き先は違えど、またどこかで僕ら会えますように
少しずつ失くしていく そんな程度を知らずに生きてきた
思い出すのはその胸の火を灯した日のこと
応えてよ どれだけ君と僕の距離が離れようとも
灰の中で探し続けていた 光り続けていた
もがいた日のどこかで
少しずつ忘れていく それでも僕たちは生きていく
思い出してよ 光の行方を信じた日のこと
少しずつ声は遠く
頼りなくてもその胸の火の在処を示している
僕は生きている
鈍色の中で
Written by: SummerGratz
instagramSharePathic_arrow_out