Lyrics
夜の池袋を歩く
飲みかけのレモンサワーと
線路下の狭いバイパスで
ピアノを弾き語る人と
劣等感に塗れた人
自分を正当化する人
何にもなれない人の集う
この街が僕は好きかな
左を見れば高架下
あの日の私と交代して
ここに立ってるの金曜の夜
何を待ってるかも分からず
右を向いたら濃い夜が
今夜の私は星を見てたい
ここに立ってるの金曜の夜
愛を叫ぶ声も足らず
自分のためにひたすらギターを弾く
自分のためにひたすら声を歌う
自分のためにひたすら歌詞を書く
自分のためにひたすら掻き鳴らす
夜の池袋を歩く
蓋の開いたビールを持って
思惑が行き交う会話
海外の匂いがする会話
下らない話ばかり
つまらないくだりばかり
笑ってしまうほど浅い
この街が僕は好きかな
朝日が街路灯と入れ替わりに
学生が「大人」と入れ替わりに
理性が欲望と入れ替わりに
夏と春の匂いが入れ替わりに
私の心を動かすものがきっと
私の全てだと思ってたはずなのに
"あなた"の心を動かしたものが
私の全てでした
Written by: Hazz