Credits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
ほたる日和
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
早川厚史
Komponist:in
Lyrics
私のリアルはモノクロのフィルム
色のない景色がそこにあるだけ
生きてる意味を探してぼやける日々を絞って
死ぬ意味なんかもっと見えてこなかったあの頃
心の隙間に棲むパラサイト
私なんかどうせって吐き捨ての論理
明けない夜の生息者 朝日を呪っては臆した
完成された箱庭 揺り籠の上で
私の世界は壊れて色を失って
日陰も日向も見境なく食べられて
窓辺の白いガーベラは俯いたまま
「多分ねワタシも灰になってしまうの」
あれからの日々はモノクロデフォルメ
気づけばあなたはいつも隣にいて
「君は変わっていくのが怖いだけなのでしょう」
トゲみたいな言葉を囁いて笑うの
壊れた私の世界をちゃんと
壊してくれたのはあなただけだった
私の世界はゆっくりと生まれ変わっていく
空っぽの私にも色が生まれていく
窓辺の白いガーベラは風に揺られて
少しだけ朝日に笑ったような気がした したんだ
夜明け前が一番実は暗いってこと
光に包まれている今だからわかるの
それを教えてくれたのが
あなたの飾らない裸の言葉
私の世界はこんなにも生まれ変わっていく
空っぽの私にも
私もこの両手であなたに色を添えたいな
空っぽだった私にも色が生まれたから
個性も何にもないつまんない色かもしんないけど
もらった色の温もりをあなたにもあげたいな
真っ白なガーベラが朝日と戯れあって
笑ってるあなたへまたシャッターを切ったの
これが今の私をかたどった世界だ
泣きそうになるくらいあなたとの世界だ
Written by: 早川厚史