Lyrics
午前7時のプラットホーム 徹夜明けのポンコツ
今日に置いてかれないように 黄色い線の前へ
思ってたよりも重症 昨日の失敗ストーリー
こりごりなはずなのに 続ける理由ってなんだっけ
行ってきますと 息を吐いて襟を正して
一滴だけ絵の具が こぼれた空中
真っ赤な目をした凡人は
雑多なビルのあいだに 青い空を見つけた
好きな色だけで作られた 毎日じゃないから
見たくないよって 目を塞いだり
でも 好きな色だけで作られた 毎日じゃないからこそ
出会える色があるって 都合よく捉えてる
そう 前向きなポンコツ
今見えている分の 予感を拾って
「小さなきっかけで ひっくり返るものさ」
全然楽勝じゃないか 全然楽勝じゃないな
再生されていくフィルム 車窓のフレーム
一滴だけ絵の具が 解けた白昼夢
見つけたような気がして 右手をそっと伸ばしたら
泡みたいに消えてしまった
好きな色だけで作られた毎日じゃないけど
探してみようって 目を凝らしたり
ちゃんと胸を張って「今」が大好きって笑えたのなら
冴えないこんな朝にだって 意味がつくのだろう
どの色も繋いでいくよ
好きな色だけで作られた毎日じゃないから
地面ばっかり向いて 猫より猫背
色着いた今が どんなに綺麗だとしても
前見てないと 見れないよな
好きな色だけで作られた毎日じゃないけど
見たくないよって もう言わないよ
でも好きな色だけで作られた毎日じゃないからこそ
出会える色があるって 思っている
”続ける理由”なんて
最初から分かっている
Written by: 早川厚史