Songteksten

ふわり ふわり ボクの名を だれかが、よんだきがした
ボクのポケットに 小さな紙切れ
にじんだ文字で「またね」って書いてあった
どこで落としたの? いつからだっけ?
何をわすれたのかも 思い出せない
駅前のベンチ 帰り道の坂
いつもの景色が やけに懐かしい
スマホも 夢も 時間さえも
ふとした瞬間に どこかへ行ってしまうね
ボクは今 忘れものを探しに
昨日と明日の間を歩いてる
場所も理由も 思い出せないけれど
心のどこかで ちゃんと覚えてる
缶コーヒーの底に 昨日が沈んでて
飲み干せないまま バスを見送った
信号の青が やけにまぶしくて
立ち止まる理由を 見失いそうだった
思い出せないことが 寂しいのは
なくしたんじゃなく 今も大切だから
記憶のすき間 心の引き出し
そっと開けたら 涙がこぼれた
ボクは今 忘れものを探しに
なにも決めずに この瞬間を歩いてる
曲がりくねった あの日の足あとも
心のどこかで 今も響いてる
そしていつか 見つけたときには
名前を呼んで 空に放つメロディ
ボクのなかで 今も光ってる
忘れものじゃない 大切なひとかけら
Written by: チルチル ロフィ
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