Songteksten
『くだらない夏が来た』って
今年もベランダで空を見上げて
グダグダ喚いてる
いい加減夏にも飽きたよ 暑いばかりで嫌になるし
タバコの煙が鬱陶しいよ 体に良くないなんて知ってる
移ろう季節は美しい なら、僕の人生はどうだろう
控えめに言ってみたところで 絶望かそれ以下のところさ
愛想笑いがへばりついた人を
大人と呼んで
上手く笑えない僕らの事を
笑っているのだろう
くだらない人生だ 曖昧な感情が
陽炎に消えてく あの夏から
鳴り止まない残響と 耳鳴りと感傷が
意味もなく瞬いて 消えていく
水溜りに映る空を 眺めている八月某日
浮世離れしてしまった 君の姿を探してる
透明なまま傷を増やして 陽炎の中消えていった君に
手を伸ばしても──
くだらない人生だ くだらない人間だ
意味もなく過ぎるだけ
何もない人生だ 何もない人間だ
全て忘れて眠りたい
今更要らない感情だ 手遅れな感情だ
陽炎に消えてく この声も
くだらない夏の日々を 繰り返すほど思い知って
それでも探してしまうんだ いつかの夏の答えを
Written by: omi shunsuke