レゾンデートル

「いってきます」〜「ただいま」までの

感覚を切っておこう

ただ同じ道同じ日々を

機械的に過ごせばいい

ごめんねもありがとうも出番なし

喉元で眠ってる

息を吸って吐いて吸うだけなら

私じゃなくてもできる

もう誰にも見つからないと思ってた

思ってたのに あの日君が私を見つけてくれた

心臓が暴れる ドクドクドク

もっとちゃんと私を生きてみたい

全部がどうでもいいって思ってたのに どうして？

もっと君の世界に存在したい

なにげない一言にそれ以下も

それ以上の意味もないのに

それさえあれば極彩で

否定されても怖くない

もっと君の前では私らしくって思うのに

考えたことなかった “本当の私”って何？

君に会ってから知らない気持ちばかりなのに

意図せず触れた手 もうどうしたらいい？

感情が弾ける ドクドクドク

もっとちゃんと君に触れてみたい

君の言葉が巡る グルグルグル

期待して裏切られてまた期待してたい

平凡で灰色な日々の一筋の光

おかげで強くも弱くもなれた

身の丈は分かってる

みんなに向けてる笑顔だって知ってる

それでも手を伸ばしてみたい

伸ばしてみたい

もっとちゃんと私を生きてみたい

心臓が高鳴る ドクドクドク

やっぱ私どうしても君に伝えたい

無惨に砕けてもいい

爆発する前に選ぶ 赤か青か

ありがとうごめんね 心から

脈打つ鼓動に身を任せ ラララ