火を吹く二人

一般論が二人に火を吹いても

私は枯れた花に水をあげる

一般論が二人に泥を投げても

君は新しいニュースに胸を躍らせる

それでいい　それでいい　それでいい

それでいい　それでいい　それでいい

黙ってくれないか今二人の話をしてるんだ

とびっきりの優しさで君を殺そう

もうあの痛みはあの夜で洗おう

屑箱の位置を変えてみたんだ

ちゃんと捨てれるように

必要なものはそのまま抱いて眠ろう

一般論が二人に牙を向いても

私が偏差値2しかなかったとしても

君と私が矛と盾だったとして

水と油だったとして

あの日の君の言葉が嘘だったとしても

君が実は悪魔だったとしても

それでいい　それでいい　それでいい

それでいい　それでいい　それでいい

全部もしもの話　サル2匹の話　ただ私達の話

とびっきりの優しさで君を殺そう

時間が痛ぶるようにゆっくり過ぎても

腹水は盆に返らない

涙の効力もどんどん薄れていく

思い出は宝物って言うけどどれだけ蓄えても

後のことはわかんないんだってさ

時間と愛の量は比例しないんだってさ

それでも君といる　シャッターを切る

それでいい　それでいい　それでいい

それでいい　それでいい　それでいい

これでいい　これでいい　これでいい

これがいい　これがいい　これがいい

とびっきりの優しさで君を殺そう

もう与えられた痛みの分抱きしめよう

汚したがりな一般論なんてクソくらえ

とびっきりの優しさで私を包もう

許せるほど綺麗じゃない

手放せるほど強くなれない

屑箱の位置を変えてみたんだ

ちゃんと捨てれるように

必要なものはそのまま抱いて眠ろう