19の夏はまたできる

ここのところ左の胸がズキッ 痛むような音がしてるのは

健康上の話じゃなさそう 日付けが変わる前に会えるかな

季節の魔法が解けるまで やりたいこと叶えていくからね

子供みたいと呆れた手をひけば 無敵な夏の始まり

心の渇き抑えながら いつからか

僕たち皆社会に紛れ込んだけど

ポッケの中には いつか君に見せてあげるまでとってた

青春のかけらがあるよ

目み麗しきそういつまでも どうしたって

変わらぬまんまいられるわけはないけれど

最新の君に出逢えた この強欲さを愛に代え

できる気がする 19歳の夏みたい

本当だって 本当見たんだって

写真の中の人が隣で笑う夢

絵空事じゃん そんな夏だって

毎日着いてくれば 少しずつ思い出になって

誰かの影が近付いても どうやってこの瞬間を二人で本気出せるかだ

そういうもんじゃない？気にしないよ それもまた青くていい

鮮明な愛は育てましょう

陽が傾き始めた海は この世界に僕たちとあと互いの家族以外

もうなんにもいらない 君が渋滞に軽くへそ曲げても

毎年やれる 19歳の夏休み

心が老いさらばえずとも どうしたって

叶えられっこない願いはただ一つあるけれど

呆れてたはずの君のことを からかいながら歌えば

できる もうしてる 19歳の夏みたい