Credits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
Gusokumuzu
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
Yushi Nakajima
Komponist:in
Songteksten
夏の終わりは いつでも
生温い感度で 風めく
とどのつまりは 成り行き
あなたへの安堵に 微睡む
この星の 色とりどりを
掬い上げるように
生命の影 彷徨うふたり
その仕草も癖も匂いも全部
覚えてたいのさ
この恋がまた 夢にならないように
遥か空に浮かぶ 真白の月も
棚引くドレスを 纏わない
昨日が今日へと 溶け残る
夜の帳は ふたりを
最果ての温度に 誘う
ところどころの ほつれまで
拾い上げるように
身悶う距離 絡まる鎖
その輪郭も声も涙も全部
覚えてたいのさ
ふと目が覚めて 夢にならないように
窓越しの水面を 指でなぞれば
波間に星団が 揺らめく
慕情が寄る辺を 手繰るなら
ゆく河の流れは
うたかたの音だけ残して
約束も誓いも嘘も秘密も
覚えてたいのさ
この恋がまた 夢にならないように
遥か空に浮かぶ 真白の月が
照らした航路を 辿れば
どこへでも続く 夢の跡
Written by: 中島雄士