Credits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
Kaerinokai
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
やまもとこうだい
Songwriter:in
Songteksten
誰にも見つからないように
ポケットにしまい込んだ
ぼくらだけの季節は
誰にも見つからないままで
錆びついた色に染まって
思い出に変わっていく
空色 塗り潰したような
ふたり占めした風景
あるいはいつかのさよならの色
このまま どこか遠くまで
この声の行方まで
全部置いていくんだ
空っぽの日々を繰り返していよう
大嫌いな明日のこと
なにもわからないままで
午前9時 君の手
濡れたアスファルト
世界を覆うのは
泣き止んだばかりの群青
「最低な夏が始まった」って
嘘みたいに君が笑う
その言葉も色褪せてしまう前に
曖昧な空を見送って
またいつかって手を離した
明日目が覚めたら
忘れてしまうでしょう
例えば 君がいなくなって
ふたり占めした景色を
なくしてしまいたいような
例えば 君といたくなって
ひとり占めした景色が
遠くなっていくような
誰にも見つからないまま
さよならだけを忘れないでいよう
大嫌いだった今日も
笑っていられるように
夕暮れ 伸びる影 ひとり分の足音
それでも見えるのは
君がいた街の色
最低な夏が過ぎ去って
ぼくらを追い抜いていく
あの日々がきっと
明日の空を染めるから
群青が夜に沈んだって
またいつか会える気がしたんだ
明日目が覚めたら
なかったことにしよう
Written by: やまもとこうだい