Credits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
Kaerinokai
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
やまもとこうだい
Songwriter:in
Songteksten
まだ寝惚けたままの頭と
絡まるイヤホン 窓辺に映る
この胸いっぱいの空の色
夕方5時のチャイムが滲む
あのとき言えなかった言葉が
喉につかえたまま息をするのが
精一杯の僕のこと
知らずに回るこの街のこと
いつの間にか聴かなくなった
あのバンドは今日も歌ってる
止まない雨はないとか 聞き飽きた
ってのも言い飽きたよ
斜に構えたペンじゃ
どうにも上手にインクが出ないな
夢とかそういうの書けたのにな
夕紅 自転車に乗って
上り坂を避けて
褪せる今日にさよなら
なんでもない日常にだって
きっと意味があるんだ
あるはずだけど
ただ 横目に流れる雲が
なぜだか目に染みるのです
路地裏 そっと響く足音
歩き疲れたまま影を踏むのが
精一杯の僕のこと
塞いだ目に浮かぶ君のこと
いつの間にか嫌いになった
あのバンドは今日も歌ってる
明けない夜はないなんて
誰でも知ってんだから黙ってろ馬鹿
依然絡まったイヤホン
なかなか無線にしないのはなんで
他人事のような空が
ちょっと綺麗に見えた気がした
夕暮れが街を染めていく
日々の隙間から眺めている
夕暮れが街を染めていく
少しだけ背伸びして見ている
夕暮れが街を染めていく
思うように言葉が出なくても
掠れかけたペンで書いたような
日々の意味を君と知りたい
夕紅 自転車に乗って
ここの坂だけは
避けて帰れないから
まだ暮れない群青に向かって
影を踏んで歩くのが精一杯の僕でも
なんでもない日常にだって
ずっと意味があるんだ
これからもきっと
ただひとことだけが言えたら
どんなふうに笑ってくれるだろう
Written by: やまもとこうだい