Songteksten

[Verse 1]
時計は無言でまわるけれど
面影ばかりは消せないね
都会がくれた粋なはからいさ
ラッシュのホームで君と
[Verse 2]
冬の色の風に吹かれた落ち葉たちが
通りを走ってゆく
[Verse 3]
幸福みたいで ホッとしたよ
「まあね」と笑った横顔の
淡いかげが ショーウインドウに映ってる
ぼんやりみとれていたよ
[Verse 4]
時が刻む深い淵を
埋めつくせる言葉は無いんだね
[Verse 5]
つい 「お前」と呼びかけそうさ
昔の口癖でね
話すことは山ほどあるはずなのに今は
話題も途切れたまま
[Verse 6]
時計に視線を落とすたびに
待ってる誰かを暗示して
[Verse 7]
都会がくれた罪な偶然さ
「食事はどう」って聞いた
立ち止まって 一瞬困った表情さ
[Verse 8]
じゃあ 引き止めて御免
枝を離れたふたつの葉は
風に散るしかない
Written by: Takashi Matsumoto
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