Letras
どうせ私だって割れるし
ざらついた鑢で肌を削って見捨てていいさ
さらに身包みも剥ぎ取って
晒せぬほどに縮こまる今日を抱えて泣かせてやれよ
汗の隙間だって怖いくらい
抜け目のない盗人のように深い呼吸で愛して
さらに身包みも剥ぎ取って
晒せぬほどに縮こまる声を塞いで泣かせてやれよ
要らないものしかないね
乱れる余地すらないよ
どうしても君は冷静すぎるな
要らないものすらないよ
初めからなかったように
もういいんじゃない
要らないんじゃない?
仕方なく
吸っても吸っても吸っても吸えないよ
まさに今
君が理解しそこねた朝へと宙返り
吸っても吸っても吸っても吸えたもんじゃないな
相手にならない卑屈を抱えて私だけが浮かんでく夜だ
昨夜堪えきった涙も
溢れるころに君は飼い猫とベッドで仲良しこよし
梯子を落とすの二軒目で
晒せぬほどの秘密に飢えた淋しさも虚しく死んだ
唆すこともされないね
乱れる余地すらないもの
無駄かなあこれ以上愛し合うのは
唆すこともされないね
初めからなかったように
もういいんじゃない
これでいいんじゃない?
じゃあなんで
吸っても吸っても吸っても吸えないの?
まさに今
君が理解しそこねた明日も的外れ
吸っても吸っても吸っても楽になるもんじゃないな
どちらが愛を履き違えたの?
私だけが浮かんでく夜だ
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