Anokoro ni Modorenai

会いたいとか思わない もう思い出さない涙はもう流さない あなたの夢を見ないでも忘れられない 忘れたいはずなのに 行くあてもなく歩く線路沿い 足取りは重いむなしい思い抱えさまよう 君がいない現実から逃げ惑う 週末にぎわう繁華街 あの当時のまま変わらない 行き交う男女煌めくネオン ギュッと締め付けるのさこの胸を よく待ち合わせた駅のロータリー 君は俺の左隣 俺がいつも遅刻してた 君はけなげに待ち続けた かじかんだ手を温めてたミルクティー 飲んでみようか1口 のどにしみ込むせつなさ もう居るわけもない君を探す 会いたいとか思わない もう思い出さない涙はもう流さない あなたの夢を見ないでも忘れられない 忘れたいはずなのに ｢バカだな｣って笑う顔が今もまだ本当は大好きで 朝、君はせわしなく身支度を整えてる 俺といえば布団に包まり夢の中を泳いでる 念願のアパレル関係 晴れて社会人迎えた新生活 こっちは未だ学生気分のまま バイトで食いつないでいた 2人で見てたじゃらんやゼクシー 夢見た2人の未来の景色 すれ違い出す時間と会話 何も間違ってないよ君が出した答えは コンロが一つの狭いキッチンで君がよく作ってたミルクティー 飲み干したら寝るつもり けどもう部屋にはない君のぬくもり 会いたいとか思わない もう思い出さない涙はもう流さない あなたの夢を見ないでも忘れられない 忘れたいはずなのに 2人で見た"P.S. I LOVE YOU" 今もまだ1人では見れないよ そばにいたら苦しかった 離れてから寂しかった 私からの｢さようなら｣に頷いてなんかほしくなかったんだよ いつだって失ってから気づく うつむいた泣き顔が瞼に焼き付く 君を引き止める勇気は沈黙と共にもはや見失い 足早に部屋から去ってた 君を追いかけもせずに唖然と立ってた 遠ざかるその足音 いまさら何を飲み干そうと あの頃は戻らないもう二度と 会いたいとか思わない もう思い出さない涙はもう流さない あなたの夢を見ないでも忘れられない 忘れたいはずなのに 会いたいとか思わない もう思い出さない涙はもう流さない あなたの夢を見ないでも忘れられない 忘れたいはずなのに バカだねまだ2人分のミルクティー作ってしまうから