朝が来る

浮かれすぎちゃった心を

そっと深い呼吸で取り戻す

もう、帰らなくちゃ 帰らなくちゃ

朝が来る前に

真面目ぶった顔でなんで

「どうする？」なんて聞かないでよ

予め打った終止符に

なんの意味もなくなるでしょ

はじめから分かってたんだけど

思った以上に私

この街の空気に酔っているわ

まだここに居たい

逸らし遅れたのはミスじゃないわざとだよ

揺れるネオンに溶けてしまいたいわ

逃しちゃったらきっと私

忘れてしまう気がするの

文字を辿って 焦がれた世界

それでもいいの？ いいの、

間違ってみたいの

ねぇ 帰さないで 帰さないで

朝が来るまでは

息を吸って吐いた分だけ軽くなればいいのに

もうとめて 何処までも行ける気分

言葉が舌の上でヘタに踊るぐーるぐーる

馬鹿みたい 私、ばかみたい

あの日にかえりたいなんて

泣いてしまう日がくるの

酷く濁った感情背負って

それならいっそいっそ

知らないでいたい いたい いたい

痛くても きっと私

もう一度今日を選ぶでしょう

どれも違って 歪な世界

それでもいいの？ いいの。

間違ってみたいの

ねぇ 帰さないで 帰さないで

ねぇ 帰さないで 帰さないで

朝が来るまでは