Lyrics
砂を打つ雨粒の足跡が増えていく
アスファルト新宿は雨で暗いまま
地球の上で地に足つけて生きている
僕らは小さな箱庭の中で潜々と
見たことない景色を高速道路バイクで飛ばしてみても味気ない向かい風
らくだに乗って
鞭を打った砂ぼこりを追い越すほどに
大地を駆けた僕ら
誰にも追いつけない
時代を超えた風になりたいのさ
砂を焼く太陽の勢いが増していく
アスファルト新宿に降り注いでいた
地球の中と一つになって生きている
僕らは小さな人生の中でいつかは
イタリアの大殿堂を見たいしキリバスで誰よりも早く朝日を捕まえたい
僕はらくだに乗って握った手綱を軽快に揺らして
ノイズ、ノイズを断ち切ったのさ
こんな僕じゃわからないよ
トランシーバー空にかざして強い感情をモールス、モールス信号で送った
地球の僕はなんてちっぽけなんだ
僕ら風になってどこまでも飛んでゆけ
さあその背中に希望を乗せていざ行こう
暖かな未来を想像してかけてゆけ
君のその背中に思いを込めて進め
地の底で眠るマントルを揺らせ
らくだよ走れ
Written by: たけ