Lyrics
naked face
揺れるシングルベッド
少し威力を落とした
午後9時のシャワーヘッド
ライト照らすあの台に置かれた
寂しそうに冷め切った最後の晩餐
何も疑わないでいた予防線
いつにも増して仄暗い湾岸線
思えば全部嘘だった可能性
憂いても切られている電話線
110kmで飛ばした高速
気づいた頃にはすでにsun goes up
瞳上げたそこには無理をして
仮面を被った知らないacting face
僕は一目散に逃げ出したいから
時間を止めたい願えど構わず
摂理がそれを許さない
置いていかれる
その前に最後だけでいいから
言葉を利きたい
さよならも言わないで一人清々して
君の秘密の楽園に僕はいないんだね
ブラックホールに呑まれた真相
右心房に煤溜まる心臓
もう頭の中ギャラリーの中
どこにも一部始終は収まってないんだろうな
残された服と匂いと暖房が
感情ごと丸めて捨てちまった
指先を動かす中枢神経
届かぬ愛の重さに終身刑
三日三晩未読のメッセージ
見つけた僕が知らなかったtricking game
僕は一晩中涙を堪えては
時間をかけて気持ちを曲げて
物理にそれを許さない
老いて枯れる
その前に
僕は一目散に逃げ出したのさ
時間は潰え蝋燭も溶け
条理は残酷なまでに…
置いていかないで
その先にあるものを僕に見せておくれ
朝に目を覚ましたって
昼に善を尽くしたって
夜にいくら悩んだって
僕は何も偉くないさ
少しの癒しを求めた僕がバカだった?
お人好しか?なあ神様教えてよ
いつもどおり目抜き通り
下を向いて歩く僕に
少しばかりご褒美くらい
あっていいじゃない
それすらダメなら
このまま穏やかに過ごせますように
願う僕だけに
微笑んでほしい
天使が僕に朗らかに安らかに
笑って
笑って
笑って
嗤った
待って
待って
待って
待って
待って
Written by: たけ