Lyrics

疾うに諦めた青春 切り離された日常
外側から見た輝きはダイヤモンドのよう
青く見える隣の芝 あの頃と今の僕
比べたところで何の進歩もない
賞味期限切れになった夢
欲望はせわしなさに溶けて
大切な人も1人ずつ 減ってゆくの
「何を残したい?」そう問うたキミはどこへ行ったの
いつから僕は大人になっていたの 教えてよ
何が残ってる? 今この手の中 汚れて 嘘まみれの
世界はもう 心動かない ジルコニア
細い縁の糸は触れればすぐに千切れる
毎日君に会える日は長くは続かなくて
時間が歪んでいく それでも鼓動はやまない
人生最良の日を選ぶなら 僕はどの時を選ぶだろう?
「いつかあの場所へ」そう告げたキミを僕は忘れた
いつの間にかただ 死に損なった夢をぶら下げて
「どこへ行けばいい?」問う相手はもう 遠くて 手届かない
世界がそっと 1つずつ欠けてゆく
幸せなはずなのに いつも偽物のまま
ダイヤにはなれなくて 曇り切ったままで
僕の中にある微かな光も もうすぐ消えるの
本物の比にもなれずに鈍く 輝いたまま
「何を残したい?」そう問うたキミはここにまだ在る
いつから僕は大人になっていたの 教えてよ
何が残ってる? 燃えて灰になったその先 僕が居なくても
世界にこの輝きは消えない ジルコニア
Written by: 香音
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