Call of Antares

今世界は解ける

覗いていた鏡の中

君が見た夢の行き場

手折る花は

香りもなく失せた

反射したひかりの中

諦めた現世に今

灯る星は

指先を掠めていく

焦がれて零していた世界が

この手の向こうで閃いた

青く白く

燃える唄で

君を呼ぶよ

透間から手を伸ばす

透明で曖昧な

夢と現

触れて震えた

境界と体温が

今君が映すひかりに灼かれ融ける

愛憎も不安定

ないの 回答も

跳ね返るrefrain refrain

絡む指の間で

光った 光った 壊れた

星が生まれるとき

CQCQ

ほらCallin' U　Callin' U

届かない触れない

流星より早く駆けるその心臓で

応えを鳴らして

高く飛べる

君の喝采で

境界を解いてよ

透間から手を伸ばす

透明で曖昧な

夢と現

映して焦がれた

虚像と実像が

合わせた手の中ひとつに混ざり融ける

燃え上がる星は

蠍の心臓

焦がして叫ぶわ

存在の証明を

僕の輪郭をなぞって教えて ほら

君が光るなら

月の裏で

硝子の瞳は

僕の声で

君の世界を映して唄っている

青く白く

燃える唄で

君を呼ぶよ

透間から手を伸ばす

覗いていた鏡の中

反射したひかりの中

目を凝らして掴まえてくれ

高く飛べる

君の喝采で

道標にして行けるから

世界の透間 境界なら

今君が映すひかりに灼かれ融ける