Lyrics

遠い昔の5歳の頃
 休日朝9時のテレビをつけて
 必死に齧りついたんだ
 タオルのマントを背中に羽織って
 でも僕は知っている
 いくら「空が飛びたい」と願っても
 一人の力で空を飛んだりは
 できやしないんだってつまらないけどね
 でも一つ僕が言えることは
 人一倍熱くなったやつが最後は
 良い思いするんだってこと
 長い戦いの勝機はそこさ
 いいよいいよ笑えばいい
 だからお前らよりも絶対
 絶対良い景色を見てやるんだ
 空が飛べなくたっていい!
 毎日足掻いて傷で勲章を作ったなら
 必殺技も持っていなくていい!
 地道に正義の鉄槌を喰らわしてやるさ
 座標の上に描かれた
 図形の面積を求めているほど
 俺はそんなに暇じゃないんだ
 夢ってものを持っているからさ
 安定を押し付ける大人は
 俺の幸せを仮定するなって
 説得力なんて無いかもしれない
 だけどそこには芯があるよ
 折られても折られても
 曲がらないとても頑丈な
 それはそれは執念という名前だ
 魔法が使えなくたっていい!
 生きているだけで魔法が使えるぐらい奇跡だから
 力が足りなくたっていい!
 またこっから嫌になるまで叫び続けるから
 世界中の人のことを
 宇宙の怪獣とやらが狙って
 全員のことを救えなかったとしても今度は
 空が飛べなくたっていい!
 毎日足掻いて傷で勲章を作ったなら
 必殺技も持っていなくていい!
 地道に正義の鉄槌を喰らわしてやるさ
 巨大化できなくたっていい!
 その分心の方が大きく肥大しているから
 傷が裂けてしまってもいい!
 ボロボロの身体で勝利を捥ぎ取るのさ
 スーパーヒーローになったら
 信じた夢を叶える大切さを
 新しい未来のスーパーヒーローに
 伝えたいんだ
Written by: たけ
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