Shuukei No Sinzou

泣いてたんだ

この身は不自由で動けない

誰か僕と替わってくれ

波の音を聞いてみたい

花の匂いをかいでみたい

こんな事いうとおかしいよね

誰かにとっての普通が

誰かにとっての異常なこの世界で

誰もが普通に生きてるだけ

あなたは僕じゃないから

僕もあなたにはなれないよ永遠に

形のある命なら

なにもかも全て終わってしまってから手に入れた

時間はむなしいだけ 意味はないだろ

ただ形のある命の不自由さを謳歌して

神様に嫌われた醜形の心臓

命の価値を探していた

夢の中では動けない体であなたを掴んだ

このまま覚めないでよ

誰かにとっての不浄が

誰かにとっては理想なこの世界で

誰もが都合を押し付けあってる

こぼした涙の数も

あなたにとっては数字でしかないのに

互いをわかったつもりになってる

なにもかも全て壊してしまってから手に入れた

希望は寂しいだけ意味はないだろ

ただ形のある命の不自由さを謳歌して

神様に嫌われた醜形の心臓

命の意味を求めていた

役割のある人が羨ましかった

疲れた顔で無理して頑張ってみたかった

もう替わってくれなんて言わないよ

こんな僕だから見えたものがあるでしょ

なにもかもすべて理想で終わってしまうこの人生も

誰かの役にたったら意味があるかな

ただ生きる事だけが精一杯なこの心臓は

神様が与えてくれて替えられないから

僕は誰もが不自由だと思い込んでる人生の

目隠しを外すならそれでいいから

ただ形のある命の不自由さを昇華して

僕だけに許された醜形の心臓

命の理由を考えていた

意味があるかな。