Shiritai

何も知らない 僕は知らない いつも夜になってしまうの

君の深さも 心の場所も 愛憎だけじゃ わかんないことばかり

しゃぼん玉みたいにさ 目を離した隙に 君は消えちゃいそうで

振り回されるほど また君を好きになる 魔法みたいだ

"不安"で出来た幸せに 見蕩れているのさ

何も知らない 僕は知らない いつも朝になってしまうの

幼い寝顔 水色の下着 僕に見せるのは 表紙の君ばかり

なんだかなあ

声にならない 直視できない そんな気持ちを

平積みした成れの果ては 恋じゃ済まない

重なり合うほどに 君が遠くなっていく

何も知らない 僕は知らない いつも夜になってしまうの

君の痛みも 傷の場所も 探している内は 見つからないよね

何も知らない 僕は知らない いつも朝になってしまうの

短いキスも 低い体温も 僕が見ているのは 表紙の君だ

あふれ出た こぼれ出た これの名前を 僕は知っている気がした

いじらずに そのままに 君と はんぶんこできたら 変わりそうだ

急がなきゃ 急がなきゃ 君が僕に愛想尽かす前に

知りたいよ 知りたいよ 知りたいよ 僕の好きな君のこと