ナイトメリッシュ・ニューロン

脈絡なく毎晩の 落魄の身が狂化して 空虚だらけの感情の オムニバスを甘受している 支離滅裂な世界が 寝魂の中伝播して 凋落誘い込んでいた 今日もまた僕は無力か 靄の中ひた走る そのとき示唆を得た パッと夢から飛び込んだ そこは満天の自我の中 毒々しいこの毎日は 全部この場所が歪なせいだった （Na-na, na-na-na） 頭を飛び交う一千億の歌 （Na-na, na-na-na） アッチェレランドの人生なんで 掻き鳴らそうぜ 僕へ向けた解放宣言 最初からマクデブルクの半球が このまま白紙と並んだとして 錯乱するまでもないランドスケープは 回路を垂らし牙を剥く そこまで剥離したヒエラルキーが モルタルの中で白痴化するなら 未だソレノイドの交錯する調理場で ユニコードは躍る 支離滅裂な世界が 僕を蝕む毎日で 傷だらけの後悔が 沸々と茹だって仕方ない 而してまた今晩も 僕の頭に降下して 対えたそのニューロンは 重く鈍色と化していた ハッと夢から覚めた今 僕は僕じゃなくなっていた たった一欠片残された 僕だったものは脚だけを動かした （Na-na, na-na-na） 闇を駆け上がる朝ぼらけのランナー （Na-na, na-na-na） 光を求めた解放宣言 パッと眼前飛び込んだ そこは重力の支配下だ 9.8のロープが惑星を 僕のそばへ引っ張り上げるんだ （Na-na, na-na-na） 頭を飛び交う一千億の歌 （Na-na, na-na-na） アッチェレランドの人生なんで 掻き鳴らそうぜ 僕のままで最後 今ここで