Lyrics

どうやら 生きるだけじゃ届かない及第点
傷つかないための嗅覚を尖らせていたのに
息をしているだけで こびりつく倦怠感
明け透けたような憂鬱が枷と化していた
退廃的な道義に
怒鳴られたようにさ
掃いて捨てられる日が
積み重なって労した
振り払えないモザイクが
覆い尽くして被さる
空白と寂寞が押し潰していく
きっと
最低な世界のことだから
誰かの虚しさに気付かないふり
退屈で不出来な生活に
付き合ったんだ 向き合ったんだ
だからさ
救われたいんだ 報われたいんだ
今更
いつも喚いている 理不尽な人間の
振りかざした“常識”が心を砕いた
どうにも解らないな
だけどもそうみたいだ
悲しまない為の処世術は何処にも無いこと
だったら何を憎んで恨んで生きればマシになれるだろう
そうして暗中摸索で酷く醜く泥を啜るんだよ
挫折や後悔なんかでいちいち心痛めてるんだよ
だからこそ、胸が苦しいんだよ。
きっと
最低な世界のことだから
誰かの悲しみも気付かないふり
残酷で不得手な生活に
笑われたんだ 奪われたんだ
だからさ
吐き出したいんだ 投げ出したいんだ
今更
「馬鹿らしくなるよな。」
「阿呆らしくなるよな。」
「辞めたくもなるよな。」
「全部自分のせいだな。」
「もしくはそうじゃなくても、
はたまた誰かのせいかも。」
.....なんか、そういうもんじゃないんだろうな。
ずっと
最低な世界のことだから
誰かの虚しさも気付かないふり
残酷で不出来な生活は
救われないや 報われないや
だからさ
腹が立つんだ 蹴散らしたいんだ
本当は
最底辺の高度で吐く
その朦朧だって順繰りだ
ふらついて、無理に笑い
「だけど、良いんだ。これで良いんだ。」
なんてさ
言えやしないや 言えやしないんだ
今更
Written by: とうかさ
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