Lyrics
[Verse 1]
思い返しても思い出せない
あの日見た空色
タバコの香りが残った車内
沈黙を片目に咲く花壇
[Verse 2]
淡い残像を残すなら
いっそ消えて欲しかった 音を立てず
甘いものは重く刺さる
声色も雑音と混ぜ合わせ
[Verse 3]
逃げるように遠ざかってきた
背後の声には耳を塞ぎ
なんで振り向けなかったのかな
気づけば遠くの違う場所にいた
戻れなくて 戻せなくて
[Verse 4]
恵まれてるなんて分かってた
芽吹いて止まった未来
溶けぬほど凍りついた秒針に
圧迫されて滲んだ街
[Verse 5]
むせるほどに喉を刺した
暑苦しい景色 今は恋しい
朝の光に惑わされ
迷子のこの手だけ叩き売って
[Verse 6]
見せぬように心被せてきた
隣の足跡 無理に重ね
なんで呼び戻されたのかな
酸素を薄めても離れたかったんだ
離れたくて 離れたくなくて
[Verse 7]
溢れる想いが肥えていった
手入れ怠って凝り固まり
なんで泳いで行けなかったのかな
一緒に溺れていくのが怖かった
溺れていって 戻せなくて
Written by: DAIKI Rokuban