のんのん姉妹

「夏海」: ウチがいるからこの場所が 田舎であるわけない のんびり元気に 牛も牛舎に帰ります 「小鞠」: 授業はいつだって自習だよ 先生いつも眠たそう 問題集を解いた後は皆で遊ぼう 「夏海」: 給食の桜餅 大事に残して行こう 「小鞠」: とびきりの場所で みんなで食べたら 「二人」: やっぱりおいしいなぁ～ 春の陽に 舞い踊る 桜の花びらたち ここって最高だね! 見つめ合えば優しい気分 イノシシも狸にも 会えたならご挨拶 「夏海」: チャイムが鳴っちゃった! 「小鞠」: 急いで戻らなくちゃ 「二人」: 一緒の教室へ 「小鞠」: 乗り遅れたら大変です 今日最後のバスなのに 「夏海」: 発車して行っちゃった... 本当に不便、田舎のバスって... 「小鞠」: 宇治抹茶かき氷 大人味って苦いなぁ... 「夏海」: 背伸びをしたって 届かないんだから 「二人」: 新作の飴にしよっ! 晴れた空 絶好の遠足びよりなのに なぜか田植えして 泥にはまっちゃってしょぼんです こうなったら おべんとを 早く食べて帰ろう 「小鞠」: ロシアンおにぎり 「夏海」: 自分でひいちゃってからーい! 「二人」: 早く帰ろう 「小鞠」: 私の名前はこまちゃんじゃない きちんとお姉さんって呼びなさい! 「夏海」: 百歩譲ったって 姉にはとても見えないから ウチがついててやんないとね 「二人」: 今日も明日ものんのん姉妹 ケンカもするけど すぐに仲直り どんなことだって半分こ そうしよう