Lyrics
君は疲れてしまったの
最終回は今だ
ここしかないとピリオドを打っても
空打ちだった
携帯からぶら下がった
音楽も流れない
からっぽのイヤフォンを耳に挿し
エンドロールを待つ
駅前の人混みを
かき分けて挿入歌が
君を掴む 離さないと
まだ終わらせないと
君のドラマだ 君の映画だ
誰かが吐いた嘘や悪口は
空気に溶け込んで
たぶん君が生きるための
呼吸になったの
地下道ですれ違っていく奴らも
駅前を歩く人も
たぶん君が生きるための
エキストラなんだよ そうだよ
寂しい人になったよ
通行人役が
目の前で苦しみながら死んでも
なんとも思わない
君は疲れてしまったの
すごく疲れたの
心の隅でその役をくれって
思ってたんでしょう
思っちゃダメなこと
言うのがダメなことが
多すぎて わからないな
○✖️ゲームみたい
これは正解 これは不正解
駅前でイチャつくブスなカップルも
歩き煙草する奴も
たぶん君が生きるための
踏み台になるんだよ
君の悪口を言ってる奴らも
ただの傍観者も
たぶん君が生きるための
脇役なんだよ
地下道ですれ違っていく奴らも
駅前を歩く人も
たぶん君が生きるための
エキストラなんだよ
愛するということはねって
言っている僕もね
愛されたことなんて
一度だってないんだよ
生きていくってことはねって
言っている僕もね
なんだかんだわからないんだ
すごく疲れながら
世界の隅っこで歌う僕も
この仕方ない歌も
いつか君が生きるための
理由になってよ
Written by: 石川キャミー