Lyrics

澱みに浮かぶ泡沫のような 終わりのないこの閉塞で いつまでも無力な自分を ただ呪った 壊れる度霞むその影は 面影の無い昏い眼差しで 消えてなくなってくれと また神を憎んだ 性懲りも無く蒸し返す夏の 茹だるような夜風のように 疾うに失った日々に まだ縋ってた 欺瞞に満ちたその形相は 偽物だと疑わずに 苛虐な独我論を ただ振りかざした 嘲笑う亡霊が 死灰に巣食うのは 戸惑いの類とか そんな奇跡を願った 繰り返し辿る愁いの瀬に 虚像と幻想の中で 惑い溺れているようだった 透明と群青に帯びた空も 今はもう嘘のように 虚ろな色をしていた 今更だ なんて咽ぶ日々は まるで解けない呪縛のように いつまでも同じその後悔を まだ恐れてた 結末が全てなんだ と君は 描いていた理想論を 出来損ないの茶番劇だ って ただ吐き捨てたんだ 連れ去った夏の日が 独り燻むのは 瞞しの類とか そんな皮肉を訴う 流れて廻る賽の目に 宛も無い正義の中で 救いを求めているようだった 曖昧と境界に延びた夢も 今はもうただ怖くて 気付かない振りしていた 知りたくなかった でも気付いていたんだ 澱みに浮かぶ泡沫のような 終わりのないこの閉塞で いつまでも無力な自分を ただ呪った
Writer(s): Nanao Lyrics powered by www.musixmatch.com
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