Lyrics

[Verse 1]
穏やかな風 纏う人肌
星の爆発に照らされた面
ゆらゆら漂う
いまただ酔う
こんな時間も愛すべき無駄
蓋のない世界
それでも自然が持つある種の脆さ
その中で生かされてる
気づくと忘れがちな摂理のおもろさ
元を辿れば保たれていたバランス
ものに溢れて失くし今更探す
悴んだ価値観分かち合いたいが
どこもかしこもわたししかいない
仕方ないかしがない詩人が
死待つだけなら黙るしかない
捻り出した私はわたしじゃなく
青空に溶けていくワタリガラス
[Verse 2]
嗚呼、途方もない 無力さを知る
怒涛の変化 無力さを知る
街の風は誰よりもリリシスト
答えを知りまだ何求める?
街を抜ける
広い空から待ちわびてる
この星を包む羽 休まれ
一度全て燃やし尽くすまで
[Verse 3]
曇りなき空 ほら、紺碧さ
自ずと求められる完璧さ
波風立たぬよう
凪に沿って描く理想
正す正しさ 文明か文化
額か枠なけりゃ作品は不完全
自然は繰り返す完成
屈託なく濁りすら彩り
色とりどりコインの表裏も
先にどちら見たか
土地は散らかった
簡単なことさ罪と罰 そう
固まった大地を揺らす重低音
6th Generation
おれはこの音に木漏れ日を見たけれど
苦しさ、醜さ
全て砂と化し残るものが幸福なら
[Verse 4]
嗚呼、途方もない 無力さを知る
怒涛の変化 無力さを知る
街の風は誰よりもリリシスト
答えを知りまだ何求める?
生まれ落ち死ぬ愛は砂粒
かき集めても土台なくぐらつく
躓くと知るその土地の温もり
同じ答えならそれで済むのに
[Verse 5]
嗚呼、途方もない
何ひとつない
孤独すらない
完璧な世界
嗚呼、怒涛の変化
言葉は死に
音は反響
命の残像 語り部なく
変わらぬ空で笑うワタリガラス
Written by: SIGEMARU
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