奇跡は

ねぇ 今日は とても静かな月が ゆっくり海の上 梯子をかけてる もう一つ奇跡が おきるまで もう少しここで待ってて 雲の上にお願い わかっていたけど 今日もこないんだ うっかりものの門番が 日にちを間違えたりはしないかな 突然みんなをおどろかせてよ わかっていたけれど 奇跡は気まぐれなんだもの ああ 夜が明けたら もうそこは 新しい世界 あなたのいない ほらほらもう泣かないよ わかっていたんだ 旅の終わりを うっかりものの門番に 最後の手紙を託したのなら 心のどこかでもしもを待つよ わかっていたけれど 奇跡は気まぐれなんだもの