Koihanabi

賑やかになる人の声

自然と気持ちも高ぶっていく

カランコロン季節の音がバックグラウンドミュージック

君を迎えにいこう

夏にある風物詩 赤提灯とお祭り

それにつられて誘われて だから今日は

君もなんだか嬉しそうだ 僕も同じさ

月の明かり 二人照らしてる

手を繋げる距離がもどかしくて

少しだけ涼しい夜の風 君の髪を揺らす

淡く咲いた夏の恋花火

君色に染められてく

すぐ傍で微笑む横顔

君のことが誰よりも好きなんだ

パッと咲いた夜空の花火 人混みに紛れないように

ぎゅっと掴んだ手離さないように したかった僕だけのものに

この日が終わってしまえば次はいつ会えるんだろうか

胸の奥が痛んだ なにも言えずうつむいてたんだ

誰もいないあの場所で二人

流れ星 探した夏の空

願いを込めた気持ちは今も

言葉にはできなくて

淡く咲いた夏の恋花火

近くて遠い僕らの距離

まだ側で微笑む横顔

時間だけが過ぎてゆく 胸が痛いよ

最後の花火上がって終わった 夜空見上げ思い焦がれた

帰りたくない気持ち伝えたい だけどもう駅まではあとわずか

手を振る姿寂しくなんだ 一緒にいると想い募んだ

いっそのこと もうこのままでいい だからあと少し君のそばに

月の明かり二人照らしてる

何も言えずに手を振り返すよ

後ろ姿が小さくなってく

やっぱり伝えたくて

淡く咲いた夏の恋花火

君色に染められてく

帰り道一人つぶやいた

君のことが誰よりも好きなんだ