Topsongs van Tsuyoshi Nagabuchi
Songteksten
[Verse 1]
母ちゃんが昨日死にました
夏の暑い暑い午後でした
空いっぱいセミたちがしきりに鳴いていました
群れに紛れて僕も泣きました
[Verse 2]
健坊たちも駆けつけてくれました
花屋の真ちゃんは祭壇を作ってました
汗だくの真ちゃんの無言の背中を見てたら
とめどなく涙が溢れてきました
[Verse 3]
母ちゃんが焼き場に放り出されるその前に
でっかい背中がついに崩れ落ちました
そうです 僕の親父は最後の最後のお別れを
おふくろの唇に告げました
[Verse 4]
生き絶えるまでのわずかな温もりでした
僕は母ちゃんの右手を握りしめてました
生き抜く力を振り絞り僕に向けて一つだけ
母ちゃんは息をして見せてくれました
[Verse 5]
生まれてよかったと僕は初めて思いました
そしてこの人が僕を生んでくれたんだなって
なぜか当たり前のことを考えていました
[Verse 6]
少しだけ気の早いコオロギが一匹
僕の部屋に舞い込んできました
そして僕は言いました
お前も生まれてよかったねと
Written by: Tsuyoshi Nagabuchi