Songteksten

コーヒーの香り ゆれる朝
パンをふたつ 焼いてしまう
そこに君がいないこと
まだ 受け止めきれないまま
 
「おはよう」って 声がないだけで
こんなにも 部屋は静かになる
ふたり分の朝ごはん
今日も ひとつ 手つかずのまま
 
カップを戻す 癖になった
君の分まで そっと並べる
何気ない仕草の中
思い出だけが そばにいる
 
忘れたいなんて 思わないけど
会えない時間が 胸を締めつける
 
「いってきます」も もう言えないけど
あの日々を まだ愛してる
ふたり分の朝ごはん
片方だけが いつも冷めていく
 
少しずつ変わってく日々
空の皿が 一枚になる
それでも時々ふと
ふたつ 出して 笑ってしまう
 
心はまだ 君を抱いてる
忘れるより 抱きしめたい
ふたり分の朝ごはん
今日も 私を 包んでくれる
 
いつか 本当に ひとりに慣れても
この優しさは きっと 消えない
Written by: ARU
instagramSharePathic_arrow_out