いのりのうた

星々が消えゆく、朝。

宴は終わってしまったの

幸せを浴びた後の

静けさが寂しいまま

「どうか、錆れないで」

寄る辺の君と居られる 今が続きますように

嫋やかな掌 つなぎ合わせていられるように

光明と 悲観さえ 映される

仄暗い青の中

惑うまま 惑うまま 惑うまま

僕はただ願うだけ

星々が消えゆく、朝。

未だ風はなびかせる

奥底で響く音に

ただ耳を澄ませるまま

見失った星は見つからないまま

ならいつか瞬く日を待とう。

君が行き先を迷っているならば

支えれるように これからも

「もう一度」

寄る辺の君と居られる 今が続きますように

嫋やかな掌 つなぎ合わせていられるように

光明と 悲観さえ 映される

仄暗い青の中

君とまた 君とまだ この熱を。

僕はただ願うから

星々が消えゆく、朝。

宴は終わってしまったの

何度かの夜の先で

僕らも輝けるように