Credits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
日向電工
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
日向電工
Arrangeur:in
Songteksten
[Verse 1]
風袋倒しの取水塔先の
風も匂いも音すらも廃った
合成樹脂で出来た遊園地さ
臨界点
[Verse 2]
時折揺れるは模造のカラシナ
機械、自壊、事態、事象スタッカ
枢要機関、まるでヴァルトブルク城
[Verse 3]
焼け付く脳裏に
揺れる逆さの時計塔
急転直下の
虚言はまるで本音の心臓
[Verse 4]
バッと食らったら仰け反った
バッドトリップが飲み込んだ
いっそスラック使い込んじゃって
混乱陶酔症
[Verse 5]
きっと狂った僕の声を
滑車がもっとかき回して
ずっと続いて揺れるバイキング
遊泳動揺病
[Verse 6]
無人で動く着ぐるみかいくぐり
風も匂いも音も見失った
合成樹脂で出来た遊園地さ
融解点
[Verse 7]
時折揺れるは機械の歯車
迂回、流転、回避、逃避回った
駆け出す方向道もわからぬまま
[Verse 8]
溶け出す表裏に
進む逆さの時計塔
あと二つ進めば
僕らもきっと幽体の心臓
[Verse 9]
バッと食らって逃げ惑った
ハンドクラップが鳴りだした
いっそスタック打ち崩しちゃって
動転狭心症
[Verse 10]
きっと狂った僕の声を
合成樹脂に放り込んで
ずっと繋いで飼い馴らすんだ
幽閉遊園症
[Verse 11]
じっと動かず声殺した
ぐっと堪えて噛み殺した
頭の中で合図が
鳴り響く
[Verse 12]
バッと駆け出して逃げ切った
ハンドクラップが鳴り止んだ
いっそこのまま消し飛んじゃって
亡霊遊園地
[Verse 13]
きっと狂った僕の声は
滑車が全部食べ尽した
虚言の樹脂と廃墟に
さようなら
Written by: 日向電工