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俺は ひとりぼっちだった
手に負えぬ 暴れん坊の 餓鬼だった
孤児の 俺には
吹雪の海が 親爺だった
黒い土の匂いに おふくろがいた
大地を染める 夕日の中で
俺は 何時も
早く でっかくなりたいと 思っていた
俺は ひとりぼっちだった
泣きながら 眠ってしまう 夜もあった
宿無しの 俺には
流れる雲が 仲間だった
風にそよぐ野菊に 恋人がいた
夜空に光る 星屑の中に
俺は 何時も
はるか 遠いしあわせを 探していた
Written by: 中川洋一, 渋谷郁男
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