背水、偶像神話

クラス内の頂点で誰からも尊ばれている

肥大してく自尊心を糧に私を全うしている

崇め奉られるほどアガり

されどそれに胡座かかず邁進

常に最適な私であれ

暗示をかけ 心にファンデーション

ブレザーの裾をギュッとしてパッと離す

あの子のため 私は理想になる

明けの空で光放つ 一番星のように

誰より前に 遥か未来に

立つ私 最前線

願われたこと 願ったこと

現実に変えて

負ける気なんてさらさらないって

今この瞬間もギラって

圧倒スケールでお届け

ジュッとその目に焼き付けといてね

体裁よ 持ち堪えてちょうだい

ここが終点間近なこと

残さないで 噛んで飲むから

まだそこで待っててよ

悔しさ抱えたまま置いてきたユメも

雁字搦まってる罪悪感も

私は全部 全部背負って翔けるから

ここで見てて 見守ってて 私の弱さ

諦め悪く もがいて 足掻いて

光ってるキグナスの様を

わずかに前に

薄氷の最前線

ハリボテの見栄張って

繋いで 真実に変えて

あの子の前でだけは

誓って輝きを絶やさないで

採算度外視で魅せつけ

ぶっち切るから覚悟してなさい

誰より前に 遥か未来に

立つ私 そうでなきゃ

願われたこと 願ったこと

現実に変えなきゃ

負けられないんだ

負けたくないんだ

心が張り裂けそうだ

そんなもの全部閉じ込めて

全力で輝くだけ

まだまだただ前に 叫べ誓いに

おいでなさい 最前線

洒落くさい限界なんて

私が騙してあげる

あの子はきっと それを願ってる

姉として応えなくちゃ

圧倒スケールで届けて

採算度外視で魅せつけ

明星スタイルで煌めけ

バッチリな自分

クランク下げないでね