Credits
AUSFÜHRENDE KÜNSTLER:INNEN
Hana*Hana
Künstler:in
KOMPOSITION UND LIEDTEXT
糸井重里
Texte
岡田徹
Komponist:in
Hana*Hana
Arrangeur:in
Songteksten
[Verse 1]
山田川のほとりの
テトラポットのとぎれる所
三畳くらいの空地があって
そこにフジオさんが住んでいた
うすら寒い三月
テトラポットのすきまの穴に
パチンコ帰りの散歩をしてた
ぼくが落ちて足をくじいた
[Verse 2]
ずぶぬれのぼくを背負い家まで
連れていってくれた オー フジオさん
川岸を息をあらげ家まで
急ぎ足で歩く オー フジオさん
[Verse 3]
ダシの効いた感じの
ニットキャップのお似合いな人
常田富士男にそっくりなので
ぼくはフジオさんと呼んでいた
やがて夏が来たけど
ニットキャップはかぶったままで
煮しめたみたいなTシャツ着てた(Mmm)
フジオさんは生きていた
[Verse 4]
知り合って何カ月か ンー ぼくらは
女のことだとか バクチのこと
くだらない話したり ビールを
飲んで川を見てた オー フジオさん
[Verse 5]
知り合って 6ヶ月で オー 別れた
女たちはいたが オー フジオさん
死んじまった男なんて ンー いないよ
誰に知らせようか オー フジオさん
オー フジオさん
[Verse 6]
いつもつながれてた雑種ドックが
声をからして
たぶん助けを呼んでたのだろう
ぼくはフジオさんを見つけた
山田川のほとりの
テトラポットのとぎれる所
三畳くらいの空地のそばで
そばでフジオさんは死んでいた
[Verse 7]
誰に会いたかったのか?
オー フジオさん
墓はどこにしようか?
オー フジオさん
犬はどうしようか?
オー フジオさん
誰に知らせようか?
オー フジオさん
オー フジオさん
オー フジオさん
Written by: 岡田徹, 糸井重里