Songteksten
不埒な言葉が
増えては消えていた
風舞う刹那に
見つけたあの花の色
心は奪えない
貴方はそこに居ない
雨降る街並み
水面に春が来ている
どうしても掴めない様な
この眼にも映らぬ様な
僕等の行き先は何処にある?
貴方の姿が春を運ぶ
誰もが見紛う空の在処
時が過ぎてやがて気付く
貴方の声を僕は
今日も待っている
琥珀の瞳が
季節を急かしては
花散る切なさ
貴方を知らないままで
この手には収まらぬのなら
指一つ触れられぬのなら
貴方と出会わない春がいい
遠くで泣き出す花曇りの
空模様 貴方と眺めていた
直にここも雨が降るね
そしたら帰らなくちゃ
春が舞っている
貴方の姿が春を運ぶ
誰もが見紛う空の在処
時が過ぎてやがて気付く
貴方の声を僕は
貴方は花散る頃に消える
僕だけ見紛う季節の恋
未だ何も知らないけれど
僕はここで貴方を
今日も待っている
Written by: 春海瑞希