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小さな雨粒に もがくメダカがいて
見えないか ほら手と手にとってさ 見えないか
あぶれた身だから 気づけるはずもないな
逃げないで 手を伸ばしただけで わかるはずが
口を閉じて 離れてく ただの白い箱みたいだ
と呟けば 君が色を採る
目立ちたがり屋の色で 腑抜け柄の箱に描く
あいつらも ぼくらに気づく
と風立てば 箱は昇りだす
揺られつもりゆく桜に 四角く穴を作り
揺れた音は きこえないな
小さなメダカは やけどを負うのかも
逃げないで 手を伸ばしただけで わかるはずさ
目が近くて 離れてく もうあの白い箱は無いんだ
と俯けば 雨が目に落ちる
涙なのか 糸さえも バレてくれていていくのか
君でさえ 言いたくもない
ときりだせば ぼくは箱の中
うらら 箱は雨にあがり 雨もつられあがる
ぼくたちは もどれないな
ら たのしい なのに さみしいくも
近く遠くにも見えるように塗りつけた絵の具が
うららかな 日に落ちた雨
に流れれば 日々が色づく
離れ下がりゆく街は カラフルな渦の中
もどる気は とうにないな
きみが見るのは おおきめのかげさ
ぼくが魅入るのは ちいさならららら
きみが見るのは おおきめのかげだ
ぼくが魅入るのは ちいさなうらららら
Written by: ミニマル。