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祈りは丸めた紙のように ゴミ箱に入り損ねて
窓辺を抜けて 空へ登っていくよ まだここにいるよと
紙屑の星が 誰かを照らす まだここにいるよと
街角で すれ違うだけの背中は まるで切り絵のようで
もしも歌えたら 君のことを歌にするよ
歌えたら いつか歌えたら だけどまだ音痴だな
流れ星 この夜の片隅を横切る きみのかげ
電車に乗って 見知らぬ誰かの街で また働くだけ
もしも歌えたら 君のことを歌にするよ
歌えたら いつか歌えたら だけどまだ音痴だよ
優しい夜 きみはどこまでも歩いていく 大人になるまで
悲しい夜 君はどこまでも歩いていく 大人になるまで
もしも歌えたら 君のこと 歌にするよ
歌えたら いつか歌えたら だけどまだ音痴だな
Written by: Tavito Nanao
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