生贄たちの午後

吹かしこんでいた　犠牲の品性

至り尽くした人生

私の病みの消化で　救われているでしょ

天才なあなたと違って

限界か？　知らんと威張って

あなたのせいじゃないんだわ

私が悪いだけ

＊他者を尊重すること

＊支えあって生きること

それこそが臆病な自分にできること

色褪せていく幸せが

理不尽に振るわれる死　合わせが

「ついてない」で片づけられないなぁ

もういっそ　死んでしまえば

違う思想に囚われないよなぁ

唯一の居場所さえ　奪って楽しいかい？

傷　費いちゃえば

どんな残酷も受け入れられるかな

ーーーそんな偽善はいらない

自作自演でしょ　ねぇ

承認欲求を満たすこのメロディー

なんでも聞くから　相談に乗るから

「ごめんね」

痛み慣れていた　私の状態

演じている人生

惨めな抵抗したって仕方がないでしょ

同情は相槌で流して

本当の気持ち透かして

押し付けるあんたのせいなんだわ

構わないでくれ なぁ？

もういっそ　死んでしまえ

場違いな正義気取りの独白

演じてる様に　隠すように

だって　私があんた(あなた)から

離れて逝ったのは

  

腐った舞台に幕を降ろすため。

気持ちいぃくらいに上手くいく！

気持悪いくらい吐き気する

鬱陶しいその細胞も に思えて仕方ないんだ

どこまで私をイラつかせんだ？

哀れみが脳に焼き付いてんだ

ま、楽しかったさ

台本通りの歪んだ正義で

不憫な関係逆らえなくて

理不尽な天変　痛快なんだわ

あぁ

取り返し付かない覆水だって（笑）

社会的炮烙　もう限界ね

ずっと助けてあげていたんだ

たったそれだけのことじゃないか

ーー偽善者には言えないか

「ごめんね」